武者修行型学外学修レポート (H23年度)

 

 武者修行型学外学修」は、大学院生の自立性、学際性、国際性の涵養の観点から、大学院教育の実質化を推進するため、平成17年度から継続的に実施しているキャリアアップ支援のプログラムです。

 各年度公募時に提出された海外武者修行計画から、審査により採択課題を決定します。

 大学院生自らが課題を設定し、指導教員のみならず外国の大学院生等との交渉や企業との交渉を通じて、活動計画を立案し、国際会議・国際的なトレーニングコースへの参加はもとより、国内外の研究機関との共同研究、国外教育組織での教育研究補助活動を実施します。

 「武者修行型学外学修」は、授業として単位振替え可能なコースも用意されています。

 

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生命システム医学専攻 D1 加藤 侑希

参加学会名:The 2011 World Congress of Reproductive Biology

開催時期:October 8th – 12th 2011

会場:Cairns Convention Centre, Cairns, Australia

 
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World Congress of Reproductive Biology参加報告

 

今回、オーストラリアで10月9日から12日まで行なわれたWorld Congress on Reproductive Biologyという国際会議に出席しましたので報告します。

 

<目的>

私はこの学会に参加するにあたって次のことを目的としました。

① 生殖生物学の国際会議としては最も権威があり、多くの研究者が参加するものの一つであるWorld Congress on Reproductive Biologyに出席し、これまでの研究成果を発表し、精子のみならず生殖全般を研究している様々な研究者と討論することで、自分の知識を深め研究に応用していく
② 英語でのコミュニケーション能力の向上
③ 博士課程在学中での留学を考えているので外国人の研究者とコンタクトを取り、留学先の候補を見つける

 

<成果>

先ず、専門的な知識を深め自分の研究に応用していくことについては、ポスター発表の際に自分と似た研究を行なっている研究者と討論し貴重な意見を頂きま した。例えば、私は現在aldose reductaseを介した活性酸素種(ROS)産生の調節のメカニズムについて、精子の糖質代謝系との関連を含めて詳しく解析していこうと考えているの ですが、CTCを行なった方がいいといった意見やグルタチオンの量的変化を行なった方がいいといった意見を頂き、論文にするにあたってこれらの実験も実際 に行っていきたいと考えています。

次に、英語でのコミュニケーション能力の向上については正直、今回の学会だけでは劇的にできるようにはなりませんでした。しかし、英語で積極的に話しか ける度胸はつきました。また、自分の英語力の無さのために伝えたいことがなかなか伝わらないなど悔しい思いをしたことで、これからもっと努力しなくてはい けないという気持ちになりました。

最後に留学先に関しましては、2010年に沖縄で行なわれた第11回国際精子シンポジウムでポスター発表を行なった際に知り合いとなった、受精能獲得反 応の研究で世界をリードしているRJ Aitkenのグループと会話することができ、更に仲を深めることができました。また今回新しくスペインやアメリカの研究者とも顔見知りになることができ たので、これから行なっていく自分の研究にプラスになるような留学先を模索していきたいです。

 
 

 

発表ポスター前にて